01.成績と通知表のしくみを考えた授業。
平成20年(2008年)3月、文部科学省は小・中学校の学習指導要領を改訂しました。 新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」をはぐくむという 理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。
※1.小学校は平成23年より、中学校は平成24年より全面実施されました。
※2.学習指導要領:全国どこの学校で教育を受けても、一定の教育水準を確保するために、
  各教科等の目標や内容などを文部科学省が定めているもので、教科書や学校での指導内容のもとになるものです。
通知表評価の基本事項。
学校の通知表評価は、教科ごとに定められる観点に沿って行われます。 観点とは、「1.関心・意欲・態度」「2.見方や考え方」「3.技能」「4.知識・理解」の4つです。 各教科で観点ごとの評価を行いA,B,Cをつけ、それらと定期テスト等を総合して通知表の評定や内申が決まります。

例えば、数学の「関心・意欲・態度」では、学校の先生は次のような視点で評価することが考えられます。
@今までの知識を使って問題を解こうとしているかどうかを評価する。
A自分なりの考えや方法などを記録しているかどうかを基に評価する。
B誤った場合に解き直そうとしているかなどを捉える。
その他の観点についても、生徒のあらゆる活動を様々な視点で評価しています。

学校での評価は、生徒の学習の状況を把握することを目的とするものです。 生徒が自己の学習状況の向上を目指して意欲的に学習に取り組めるよう導こうとしています。 ABELでも、学校の評価方法に準拠し、その方法や背景にをふまえて、 学習の取り組み方やそのポイントをアドバイスします。


指導要領が変われば、通知表など「学習評価」の在り方も変わります。
これまでは、主に定期テスト・小テスト・ワークやプリントなどの提出物が成績をつける材料でした。 そして、これからもそれらの重要性は言うまでもありません。 しかし、今後は単に知識や計算力だけを評価するのではなく、それを自分で言葉や文に表したり、図や表に整理したりという問題が扱われる中で、 それらをよりきめ細かく評価することが、文科省の指針により推奨されています。


子どもたちの思考力・判断力・表現力等をはぐくむために、学校では次のような活動が評価されます。
● 体験から感じ取ったことを表現する。
● 事実を正確に理解し伝達する。
● 概念・法則・意図などを解釈し、説明したり活用したりする。
● 情報を分析・評価し、論述する。
● 課題について、構想を立て実践し、評価・改善する。
● 互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる。


学校での評価に準拠した指導。
ABELは文部科学省が定める学習指導要領や国立教育政策研究所等が発行する様々な資料を分析・研究し、それに準拠した授業等の取組を行います。 特に、通知表で示される「評価」に関してはその方法や背景を踏まえ、どのような勉強をすれば向上するのか、具体的に様々な提案・指導をします。









02.新課程の数学に対応。
「知識詰め込み」から「活用できる知識や技能を習得させる」という教育の流れの中、学校教育や入試も変化しつつあります。 例えば数学では、「活用型の問題」、つまり数値や記号で答えるのではなく文章による回答が求められる問題が扱われるようになっています。 文章で答えるためには日頃の訓練が不可欠です。


知識型問題の例
1.次の平行四辺形の面積を求める式と答えを書きましょう。
活用型問題の例
2.東公園と中央公園の面積では、どちらの方が広いですか。 答えを書きましょう。また、そのわけを、言葉や式などを使って書きましょう。
1.の正答率 : 96.0% 相当数の子どもができています。
2.の正答率 : 18.2% 地図上に複数の図形を見いだし、必要な情報を取り出して面積を比較し、説明することに課題があります。 (文部科学省 保護者向け資料より)

単に「知識」だけでなく、それを言葉・式で表現しなければいけません。実際の授業では、前での発表や書いた解答を評価されることも考えられます。


学校でも評価される思考力・判断力・表現力。
知識基盤社会の到来や、グローバル化の進展など急速に社会が変化する中、 次代を担う子どもたちには、幅広い知識と柔軟な思考力に基づいて判断する能力や資質が一層求められています。 一方、近年の国内外の学力調査結果などから、日本の子どもたちには思考力・判断力・表現力等に課題がみられることが報告されています。 このような現状を受けて、新しい教育課程は、それぞれの教科で学んで得た知識を、身近な現象に当てはめて考えたり、友達同士で説明しあったり、 一つの解法や方法だけでなく、友達の意見などや、自らの考察で違う方法を考えるなど、1歩進んだ学習をすることになっています。
ディスカッションを取り入れた授業。
ABELでは、理系特化による論理的思考力の育成を図り、知識・技能の習得だけでなく、それを活用して課題を解決する思考力・判断力・表現力の体得までを目指します。 論理的思考力の育成には、問題の解法を覚えさせるのではなく、なぜそうなるのかを考えさせることが必要です。 この目的のために、先生や生徒同士でのディスカッションを交えた学習を行います。 これは、教員が生徒に知識を教えるだけでなく、生徒が主体的に考え、互いに教え合い、創造的コミュニケーションに基づく学びを実現する場です。 自分たちが学ぶ内容を楽しく話す中で、自らの考えや主張を協調的に提案する。社会的実践力を体得すると共に、より深い理解と向学意欲を引き出します。






03.診断システム「ProViS」。
苦手なところを優先して復習したいんだけど、どこが苦手なのかが分からない。 そんな悩みを解決するために「ProViS」を作りました。 単元ごとの理解度をグラフ表示することで、自分が苦手にしているところをチェックし、 復習すべき内容を自分でチョイスできます。


理解度や定着度をグラフ化する。
復習テストなどは単に実施するだけでは何の意味もありません。 小テストの結果を詳細に分析し、その後の勉強に生かすためのシステム「ProViS」。 これは、弱点を見つけ克服したり、努力の成果を実感したり、自分の現状や成長をその目で確認できることを目的としています。



単元ごとに弱点をチェックする。
習った単元の理解度を一覧にすることで、復習が必要な単元や入試に向けて対策が必要なポイントも一目で確認することができます。 もちろんできるようになった単元もリアルタイムに表示。成長していく自分を実感してください。
努力の軌跡を確認する。
今までの到達度や先週までの学習時間を表示できます。 頑張ったら頑張った分だけ伸びていく自分。 ライバルになるのは他人ではなく昨日までのあなたです。






04.ホームワークは自分のペースで。
頑張りたいんだけど、ペースがよくわからない。そんなもどかしさを解消しましょう。 強制されるのではなく、自分のリズムで学ぶ。やさしく、強く、後押しするのがABELです。
それをやる必要性を意識すること
目標達成のために何が必要なのかを理解し、具体的な課題設定ができれば、モチベーションを保ち継続した成長が可能です。 例えば、「勉強をがんばる」では続かなくても「80点以上をとるために、1日1時間勉強する」など、自分なりの目標を常に意識することが大切です。 ABELのホームワークは、自分のペースで進める自主性を大切にします。 また、頑張った記録を確認することも、目標達成をアシストするのに効果的。 自分なりの目標を達成することは、大きな自信となります。
いつまでに何をするのかを決める
毎日の学習時間をどのように設定するのか、その学習時間内で何をするのか、具体的な計画を立てることが重要です。 たとえば、「クラブ活動と勉強の両立が難しい」とは、よく子供たちから聞かれる悩み事です。 ABELでは、授業の進度を生徒に伝え、課題の進め方は生徒自身が調整しています。 「次の授業までにこれとこれを理解しよう!!」そう思えれば、日々の限られた時間の中で、意味のある学習ができるはずです。
基礎学力を確認する
勉強が分からない→面白くない→授業を聴かない→ますます分からない、という流れを断ち切るのは、確かな基礎学力です。 勉強が面白くなるのは、それができるようになってきたから。 「やってみよう」「できそう」と思えるよう、学力の伸長を一つ一つ評価し、生徒が自分の努力と結果に自信を持てるよう支援します。
ABELについて
受講までの流れ
ABELの目指す教育
ABELへのアクセス
ABELの特徴と取り組み

受講をご検討の方へ
受講できる講座を探す
授業を体験する
時間割を確認する
講座の特徴について
中学特進講座
中学基礎講座
小学講座
復学支援講座(不登校生対象)
自学支援講座(不登校生対象)
高校認定支援講座(高認受験生対象)
教務計画について
年間指導計画
年間授業予定カレンダー

不登校支援について
不登校支援の考え方と方法
総合進学塾ABEL(アーベル)
〒640-8281
和歌山市湊通丁南1-1-2 堀ビル1F
電話番号: 073-427-2552
営業時間: 月〜金 1:00 p.m.〜 10:00 p.m.

伊藤忠商事グループのFX